大阪弾丸ツアー

大阪のじいちゃんこと相方のお父さんが健康診断でひっかかって、それの説明があるので家族も同席するよういわれたとか。横浜在住で小さい子がいるといっても、それでも来たほうがいいという。しかもそれなら早いほうがよかろうと、医者は火曜の夕方というので10/30で考えていたら、学会が入ったとかで一方的に延期にされる。たまたままだ飛行機は取ってなかったが
。で結局11/13ということになり、相方ととっちみらろは11/11日曜に大阪へ。とっちは一週間幼稚園をお休み。
そんなに深刻なら俺も聞いといたほうがいいのか、と火曜に日帰りすることにする。しかし夕方からだし豊中市民病院はモノレールの柴原駅直結で空港からならすぐ。それなら一日休み取らなくても午後休みでいけるんじゃないか、と午前は通常通り出社する。
12時まわって会社を出て都営浅草線から京急乗り入れの快速特急に乗る。東日本橋12:25発。あとは羽田まで一本。品川を出ると次はもう国際線ターミナルまでノンストップ。青物横丁あたりはかなりのスピードでかっとばしていた。さすが京急。先日高架化された蒲田も通過。13時前には国内線ターミナル着。相方は赤組でJAL派だが俺は一人のときは基本青組。なのでANAの第二ターミナルへ。第二だから前のほうに座っていたが前すぎて、エスカレーターに乗るのに少し後ろに戻った。
昼を食べてないので保安検査前に食べることにする。駅から近い2タミ地下に丸亀製麺がオープンしたらしいが行ってみると行列していたのでパス。出発ロビーまで上がり、さらに1フロア上がったあたりの店を見てみるとここにもセルフうどんがあった。般若林という店。そこでかきあげと竹輪天つきでぶっかけの冷や。
搭乗口は北ウイングのほうなので移動して、保安検査場で携帯をあててのスキップ搭乗。ここで出たレシートのようなのを保安検査後エリアのANAのショップに持っていけばエヴァのクリアファイルがもらえたらしいが、それを知ったのは機内誌だった。帰りは羽田は到着フロアは分かれているし店ももう閉まっている。
修学旅行生も乗るようでそれは後ろのほうの席らしい。787だが乗ってみても特段違う感じはしなかった。むしろモニターでの前方風景や下方風景の中継がなくてがっかり。往路は窓際は取れず多少足元が広いモニターのまん前の席にした。座ってみるとベビーベッドを取り付ける場所だった。壁に取り付け用の穴が開いている。

有料化したものの結局また配るようになったドリンクは冷たいお茶で。降下中に多少揺れた程度で15時10分に伊丹着。そのままモノレールの駅へ。するっとKANSAIを切らしているので買うか迷うが、来春にはようやくピタパエリアでもスイカが使えるようになるはずなので見送って硬貨を券売機に投入しての切符購入。
柴原で降りると雨が降り出す。駅前の病院の中へ入りロビーで待つ。相方たちより早く着いた。雨どころか雷まで鳴っている。相方たちは16時ぎりぎりにタクシーで到着。みらろがベビーカーに乗ってとっちは歩いている。みらろは不思議そうな顔で見てくるがそれは羽田で見送った後で俺が散髪したからだろう。
さっそく移動して内科のほうへ。またしばらく待つようなので買ってきたこどものともをそれぞれ二人に読んでやっているととっちのほうの途中で呼ばれてしまった。相方はディズニーの子供向け季刊誌みたいなのを二人にそれぞれ渡してじいさんばあさんらと医者の話を聞く体制。俺はみらろの絵本にシールを一つずつ取れるようにしてやりつつ後ろで聞く。
結局言いたいのはまだ治療は始めない、3ヶ月ごとに検査にきてもらう、発症がいつになるかは分からない、今投薬を始めると耐性ができてしまうので検査によってステージが変わってからまた治療法を検討する、治ることはない、というような内容。正直わざわざ呼びつけるような話でもなかった。むしろその検査で何か出てからの時点でこそ聞くべきだろう。相方はともかく俺まで来ることはなかった内容。そんなのなので20分程度で済んでしまう。あとは会計待ち。それだけの話を聞いただけで6000円くらい取られたらしい。
俺がじいさんらの家に行くほどの時間はないが半端に時間が余る。じいさんはみんなで空港行こうとかいいだすが、それも子どもらには負担。昼寝が足りずに泣いたらしいし。まだ雨も降っている。
でタクシーに乗って帰るのを見送りこちらもモノレールに乗る。今まで大阪には何度も来ているがたこ焼きや豚まんは食べていても串カツを一度も食べたことがない。梅田は多いが空港にはないらしく、空港周辺で探してみると蛍池の近くに1軒あるらしい。ということでそこを目指してみたがいってみたら定休日。クチコミサイトにはそこまで情報がなかた。仕方ないのでそのまま小雨の中空港まで歩く。
たこ焼きの店は外に列ができているし、それなら豚まんと思って551を見に行くがちょうどいいようなセットがない。結局大阪らしさではなく空港らしさをとって4階屋上デッキにあるレストラン収穫祭へ。小じゃれたところだが値段は551のカフェとさほど変わらない。メインの中でも安いものにライスをつけてハイネケンも。離着陸の明かりを眺めながらの一人で夕飯。家族連れとかも来ている。

話が長引くことを想定して20時20分の最終便にしていたがまだまだ時間がある。書店をのぞいてみると航空関連書が多いのは当然として、文庫のコーナーでも飛行機の出てくる小説なんかを集めた特集を展開していた。中にはそれ墜落事故ネタだろうというのもあったが。
早めに保安検査を通過。今度はなぜか年寄りがやたら多い。帰りは左端A席の窓際。定刻に動き出すが滑走路での待機が長かった。離陸後は空からの夜景を堪能。昆明池の日本地図はさっぱり見えない。このぽっかり黒い四角が公園かなというのはあったが。
羽田では着陸してから駐機スポットまでが延々走って時間がかかる。ドアが開いたのは着陸してから10分以上後。おかげでバスまでの時間がけっこう厳しい。トイレに寄ってから小走りにリムジンバス乗り場へ。券売機はスイカ非対応で、サイトには便指定の券をあらかじめ発券する必要があるようなことを書いていた。乗り場で荷物を積み込んだり列を仕切ったりしている係りの人にいうとハンディターミナルでなにかタッチしつつ手書きの券を作ってくれた。これをバスに乗ってから渡してスイカでタッチ。
22時5分発で1タミにも寄って、湾岸線、狩場線、保土ヶ谷バイパスとつなぐ。二俣川北口にはやはり定刻よりも早く到着。10分早くついたので、そこからの路線バスも1本早いのに乗れた。定刻だと23時の終バスになっていたところ。23時半に帰宅して弾丸ツアーは無事終了。