みらろノロととっちおゆうぎ会

全国的にノロウイルスが流行っていると厚生労働省が注意喚起。きっととっちが幼稚園からもらってくるなと半ばあきらめていたら意外にもみらろからきた。療育センターに行った後だったのでそこが怪しい。

とっちのおゆうぎ会が12/1の土曜日で、前日にノロもらったりして、などといっていたらみらろがその11/30に療育センターに行って、その夜に繰り返しげーげー吐く。俺が19時くらいに帰宅するまではいつも通りでいたようだが、夕飯食べさせるときに様子がおかしくて、そこから吐いたとか。10分か15分おきくらいの頻度で吐いていて、しまいに胃の中の吐くものがなにもなくなって黄色い液体を吐くようになる。胃液だろうと思っていたらどうも胆汁らしく、そうなると脱水の危険があるんだとか。
相方がいつもの小児救急電話相談にかけて、すぐ救急にかかるべし、といわれている。明日のおゆうぎ会までとっちにうつらないことを祈りつつ、この時点ではもう相方とみらろが留守番する方向で確定。

様子見では駄目かとの希望もあって、東戸塚の救急受け入れのある小児科にも電話したようだが、ここでもやはりすぐ連れてくるよういわれたらしく、22時近いが行くことに。それまで吐いたのはそれ用に買ってあったバケツにビニール袋をセットしたもので受けていて、最初から受けるのは成功。そのへんに吐瀉物が撒き散らされると感染の危険がぐっち高まるがそこはクリア。さて、東戸塚に行くなら俺が車を運転して、となるところだが、運転しながらだととなりに乗せていても吐いたら処理できない。車の中で吐かれるとそれだけで乗る人に感染確定。ということで俺はとっちを寝かせて、相方がタクシーでみらろを連れて行くことになる。
遅れつつも風呂入れは済ませたがなかなか寝付かない。引越し後の自宅にタクシーを呼ぶのは初めてだったが住所の地番を伝えただけで10分くらいで行くといわれたらしい。玄関で相方とみらろはタクシー待ち。22時半くらいに来て乗っていった。タクシーはどうも最初に数軒隣りに行ってたっぽい。

食べるのはもちろん何か飲むのも駄目なので、小さい子だと吐き続けると脱水の危険があるというのが処置が必要な理由。ついてから顔色が悪いので点滴ということになり、日付が変わって12/1で1歳と10ヶ月になったみらろは病院で初点滴を2時間。1時50分頃に帰ってきたら両手首に絆創膏を貼ってあって痛々しい。
何も飲めないのは相変わらずで、帰ってきていつもみらろのお茶を置いてあるキッチンを指差しては何ももらえないのでわんわん泣く。点滴の間も寝かけて泣いては吐きの繰り返しだったらしい。
診断としてはノロなどの胃腸炎だろう、ということでロだかロタだかまでは判断できない。

朝になりとっちは8時半までに幼稚園に行かないといけないが寝たのが遅かったせいもあってなかなか起きない。目を覚ましてもぐずる。みらろは吐くのは収まったようで、おなかがすいたのか、ご飯前のように手を洗うと主張しているようで駄目だと分かりまた泣く。夜まで絶食との指示が小児科から出ているので飲ませるのはともかく食べ目のはまた駄目。飲むのもストーマグだと飲みすぎてまた吐く恐れがあるのでスプーンでちびちび、5分様子を見ては少し増やしてやりの形。もっとと泣く。しかしみらろの様子はずいぶんと落ち着いてはいる。
ということでとっちは当初の予定通りに相方が自転車で幼稚園まで連れて行き、俺とみらろはベビーカーで後から追うことに。行く用意をしていなかった相方はばたばた。寝不足のとっちはまたぐずって叱られているが、ヘルメットかぶって電動に乗せられると笑顔でいってきまーす、といっていた。

みらろは夜もろくに寝られなかったので眠いようでうとうとしている。行くまで寝かせられるかと思ったら相方が携帯を鳴らしてきて出ずにいると家の電話を鳴らして結局おきてしまう。みらろの上履きをもってこいという話だった。
ベビーカー押して歩いて15分くらいかと検討をつけたが、俺のスピードだと10分で着いた。しかし着いてからみらろを抱っこしてベビーカー畳んで靴をスリッパに履き替えてとかしているともう9時15分のおゆうぎ会開始時刻。

年少のとっちは他のクラスの後の3番目が出番。ステージ前の客席どころか廊下にまで父兄があふれていて、相方がいい位置を確保しているが近づきようもない。学年単位で席の入れ替えはあるとプログラムにあったが、年少が入れ替わらないなら無理。それでもステージ袖のホール入口付近の、撮ろうと思えばまあ撮れないことはない位置でみらろを抱っこしながら前のクラスのを見る。

しかし幸いにも前のクラスが終わるとどっと前列の父兄が席を立ち、クラス単位でも入れ替えがされた。おかげでとっちの立ち位置の正面前列にて相方に合流。みらろを相方に預け撮るのに専念できる。前の組のドラえもんはけっこう曲が長かったように思ったが、とっちの組のスティッチはすぐだった。家でも振り付けを披露してはいたが、ビキニタイプの衣装をつけてステージ上に立つのを見ると上手いものだと本気で感心。ギャラリーがずらりといるから緊張しそうなものだが、他の子も含めみんなリラックスした笑顔で上手に踊っている。動画もある程度撮っているとたいして枚数撮れなかった。下手な鉄砲も方式でたくさん撮ってその中にいい表情のがあったりするのだが。高くジャンプしている瞬間を捉えられたのは収穫。

とっちらが引き上げて親もみんな撤収。相方は着替えの手伝いがあるのでまたみらろを抱っこする。週明けに改めて集合写真を撮るようだが、クラスの部屋でもみんな並んで父兄による撮影大会。みらろを抱っこしつつでは位置取りもできずとっちのアップを多少撮った程度。

近くの地域ケアプラザのお祭りがあると回覧にあって、みらろも落ち着いている様子なのでそこで待ち合わせて、年中年長の出しものは尻目に園を出る。なお園庭に車を止められるが、先に止めると出せなくなるのを危惧して車では来なかったが、この日の止め方は奥から詰めていくのではなく普通に出せる形だった。

ケアプラザについてしばらくしてみらろはベビーカーでねんね。相方ととっちが焼きそばを買ったり喫茶でケーキを食べたり綿菓子を食べたりしている。こちらはみらろのベビーカーを押しつつ焼き芋を買ってかじってみたり焼きおにぎりやパンの出張販売を買ってみたり。焼き芋は意外にもかなりおいしかった。一本はちょっと多かったが最後はとっちにだいぶかじられた。焼きおにぎりは全然期待はずれの味。

みらろはお茶やごはんをくれとまた泣いていたが、昼寝の後はむしろ昨日よりぐったりした感じで床暖房の上でごろごろしている。朝は元気そうだったがずっと食べていない上に連れまわされて疲れたか。風呂は迷ったが相方が入れる決断をして、久しぶりに俺が入れたが風呂ではわりと普通。