スプーンデビュー

一昨年のつわりのときにゼリーで生き延びた相方なので、今年も判明した後で買いこんであったが、みかんゼリーがよくて桃とかはいまいちだったらしい。桃の同じのが2つあったので一つ食べてしまうことにする。先に離乳食を食べさせ終えていたベビィが寄ってきて膝に乗りたがるので乗っけてやる。
すると置いてあったスプーンをうまくもって、まだ蓋をとっていないゼリーの表面をスプーンですくうようにしてそのあと自分の口に持っていく仕草を繰り返す。
これは、ということで相方がベビィ自身が持つためのスヌーピーのスプーンを出してきて持たせてやり、ゼリーの蓋もとってみる。
すると一度も教えたことなどないのに、ちゃんとゼリーの表面にスプーンをつきたてて、口に運ぶ仕草を繰り返す。
刺すだけでなかなかすくえずにいるのだが、何度もやっているうちにちょっとだけすくえることもあって、それをちゅるんと食べられたときにはにこにこしているのだという。(膝の上なので自分は表情が見えない)
飽きずに何度も繰り返していて、そのうちすくうのもうまくなってちょっとずつながらもけっこうな回数食べられるようになっていた。
相方によると手づかみ食べをさせていた効果だろう、とのことで、つわりでのびていた相方だが、それを見てしんどいのを忘れた、というほど。
その後も気に入ったのかずっとスプーンをしばらく手放さず、空になったゼリーの容器を渡すとセットで持って部屋の中をぐるぐる食べ歩き(?)していた。
さらにいつも離乳食をベビィにスプーンであげているのだが、スヌーピーのぬいぐるみにスプーンであげる仕草までしていた。
ある意味父の日のプレゼントだったできごと。