ハロウィン前夜に台風接近

10/30の土曜日。みなとみらいのスヌーピータウンに60周年コスチュームのスヌーピーがやってくるということでベビィを連れて行く気満々だった。季節はずれの台風が接近中なのであまり風雨がひどいようなら断念するが、多少の雨なら地下でつながったビルの駐車場に止めればいいかと決行するつもりでいたのだが。

例によって金曜は夜更かしして起きたのは7時半すぎ。ベビィが起きるなりなぜか大泣き。いつもなら目を覚ますとそこらじゅうのスヌーピーを「ぴ」「ぴ」と指差し確認するところから始まるのだが、どうも様子が違う。俺が抱っこしても泣き止まず結局相方が抱っこしてしばらくしてようやく収まる。
泣いてる間にどっか痛いのか聞くとね「いたぁいたぁ」と泣きながら訴える。言葉の意味と感覚がリンクしてるのかどうか自体疑問もあるが、相方によると転んでもいたいという、ということなのでそれは分かってるか。
熱は平熱。下痢ならうんこで判断がつくがなかなかうんこをしない。収まってからは平気なようだが、おなかはすかないのかいつものまんまコールが始まらない。
とりあえずかかりつけの小児科が土曜の午前はやっているのでそれの朝一を狙って9時前につくように連れて行くことにする。
台風接近で雨も風も強く、マンションから駐車場のわずかな距離も避けて、マンション下の屋根のある場所まで車を回す。9時前についたが、2番目。先週も注射で来たばかり。待ってる間はおとなしい。
診察室に入ると例によって大泣き。しかしじいさんの医者、顔色も悪くないし特に悪そうなところはないとの診立て。ただ耳の中を見ようとしたら耳垢が詰まっていて見られず、ピンセットでとろうとするがそれではとれないくらいたまっているのだという。相方は毎日風呂上りに綿棒で耳掃除をしてあげているので不本意ではないかと思うが。
こないだ風邪和ひいていたので耳に来るというのは中耳炎の疑いがあるということ。そこで耳鼻科を紹介してもらうと、サミットの横にできている耳鼻科。あるのは知っていたが行くのは初めて。10時前だがサミットが今日は9時オープンなのか駐車場はあいていた。ただコジマはまだのようで中は抜けられない。
9時半くらいに耳鼻科に行くと20人待ちくらい。45分から50分はかかるといわれるが仕方ない。幸い待合室で抱っこしているうちにベビィはうとうとできた様子。
耳鼻科での診察でももちろん大泣き。がっちり抱っこして診てもらう。こちらも耳の奥にピンセットみたいなのを入れるがこちらはさすがに専門の道具。で確かにごそごそとびっくりするくらいに出てくる。どうもちょっと押し込んでしまっていた部分もあったらしい。相方の頑張りがちょっとあだとなってしまった形。
ただ、耳垢をとったあとで覗き込んでみて、若い耳鼻科の先生は左右とも中耳炎ではない、鼻ものども問題はない、と結論。待ってる間に相方は、これ以上大きな病気になるのを怖れてむしろ中耳炎で確定して欲しいと願っていたがそれもあっさり外される。となるとなんだろう。
飲まず食わずなので、サミット併設のベーカリーでパンを買って帰宅。
帰宅してすぐ相方はベビィのおかゆを作る。と、ここへ来てベビィまんまコール。「まんままんま」と連発して食事のときのハイチェアに足をかけようとする。
手を洗ってすわっておかゆを出すとぱくぱく食べだす。おかゆは完食して、昨日のポトフの残りもそこそこ食べて、りんごを小さく切ったやつも結局半個分を食べる。うちらが横で食べているパンも狙う勢い。
そのあとはまだうんこをしないもののいつもと変わらないくらいに元気に遊ぶ。走り回る場面もある。どっか痛いんじゃなかったのか。怪我する夢を見た説は却下される。
自分は全然知らなかったが朝の4時5時くらいから寝にくそうにしていたのだとか。しきりと寝返りうったりしていたのだそうだ。そして朝寝は耳鼻科の待合室で30分ほど寝ただけ。さすがに眠いということで、13時前には昼寝に入る。
ちなみに今日のスヌーピーは13時15時17時。各回先着30名に各回30分前から整理券配布。今日明日で海賊デザインの名入れマグが作れるが、この天気の中行っているスヌファンの知り合いによると、この天気の中そのマグが2時間待ちなのだとか。もっとも注文して1時間くらいはどっちにしろ待つもののはずだが。
80分ほどねんねしてベビィ目を覚ます。またも寝起きには大泣きあり。ただ病院に連れて行こうにも説明のしようがない。吐いたり熱が出たり下痢したりというわけではないし。
そのうち食卓の上で常温に戻していたヤクルトを見つけてまんまコール。おやつもビスケットなどをきれいに平らげる。この分だと相方がにらんでいたおなかの病気というのはどうもなさそう。うんこをまだしないと思ったが、おやつのあとでしばらくしていつも通りの健康うんこをかます。となると様子を見るしかない。
夕方は先週も見せた25周年のときにNHKでやっていたディスニーの番組を見せるとまたまた大興奮。ミッキーやプリンセスに大反応。
そして17時半くらいになって熱をはかるとここへきて7度台後半と熱が高い。相方はまた小児救急電話相談にかけて聞いていたが、その横で大声でまんまコール。手も洗ってまたおかゆをやる。煮魚や里芋のおかずも食べて、かぁきぃこと柿もたくさん食べた。葡萄はもう旬が過ぎたのか俺にもいくつかくれる。電話で東戸塚の小児救急が20時からというのでそこにもかけて19時50分くらいに行くことになる。
今度は熱があっても機嫌はいいということで突発性発疹を疑う相方。もとの仕事柄そのへんの知識は多いが、中耳炎のことはすっかり頭から抜け落ちていた。やはり自分の子となると冷静さがなくなるのだろう。
育児百科などだと、熱があっても食欲があって機嫌がよければ受診せずに様子を見る、という方になっているが、明日が日曜で病院がゃっていないということと、深夜にもっと高熱が出た場合どうするか、という相方の意見で連れて行くことに。幸い台風の風雨はおさまってきて風は強い場所もあるが雨は小降り。
18時半には食べ終えていて様子を見るが19時過ぎても平気そう。ただ夕飯前にちょっとごろごろしたり、「だぁ」と抱っこの要求が多かったりはした。
19時半に出てダイエーの手前で左に入りはじめての小児科へ。これで本日3院目。タイミングがよかったようで駐車場もすぐ近くのところに止められて診察待ちも3番目。ここで計るとなんと8度3分まであがっている。抱っこしてても熱い。しばらくして呼ばれてまたまた診察室で大泣き。と、舌を押さえて口の中を見た後、のどが赤く腫れ始めている、との診立てがある。午前の時点ではなかった症状。のどの炎症ではないか、ということでシロップの薬などが出る。夜間だったが、小児医療なのでかかったのは薬の容器2つ分の100円のみ。高熱のときは風呂はダメ、ということで風呂入れはなく寝かす。解熱剤は熱を出して直そうとする身体の動きを妨げるの゛あまり勧めない、というのは以前すくすくでやっていた話とも一致する。ヒエピタも窒息のおそれがあるのであまり勧められないと貼り紙していた。
朝いつもどおりだとみなとみらいに連れて行っていたに違いないので、異変を訴えたベビィは偉かった。