全員無事

下の子の1ヶ月検診。昨日から大阪のじいちゃんばあちゃんにきてもらっている。とっちはじいちゃんばあちゃんと留守番。俺は有休を取って相方と下の子を乗せて病院へ。
13時半までに受け付けとのことで、朝はとっちとじいちゃんばあちゃんと公園へ。一足先に帰り早い昼ご飯。12時過ぎに下の子起きたので相方が授乳。12時40分くらいに出る。
退院が平日だったため下の子がうちの車に乗るのはこれが初めて。チャイルドシートに乗せると最初ぐずったがわりとあっさり寝た。
13時過ぎにはみなとみらい到着。病院の駐車場に止める。初診受け付けをして次に外来受け付け。母子手帳も預ける。
椅子が埋まるくらいすでに待っている人が多い。とっちのときはけっこう早くついて一番くらいだった。
トイザらスでおむつを買ってこようかなどといいつつ結局待つ。14時半くらいにやっと呼ばれた。計測まで付き添える。4kgいってないと予想していたが意外にも4480g。相方によるととっちのときは3980gだったとか。
外でしばらく待って赤ちゃんは裸におくるみで出てきて服を着せていたときに。最初小さな揺れ、旋回するように大きな揺れになってくる。そこまでは先日の昼間の地震と同じ。しかしそれがどんどん大きくなりしかも長い。とりあえずガラスのそばから離れる。すぐ外のタクシー乗り場のタクシーもゆらゆら揺れている。
病院の人はさすがはプロで声をかけて回っている。病院1階ではどこが崩れたのか床になにか破片が散らばっている。外に出て携帯から自宅にかけてみるが既につながらない。じいちゃんの携帯も不可。とりあえずメールを入れておく。公衆電話からかけたらすんなりつながりばあちゃんが出る。とっちの無事を確認。
相方は授乳室で授乳している。病院はバリケードができている。怪我人が殺到するのを防ぐのかと思ったが、ガラスのアトリウムの直下に立ち入れないような位置に作っていたので崩落による被害防止だろう。みなとみらいのあちこちからサイレンが聞こえる。
おむつ購入は見送り、当初の予定のスヌーピータウンに行くのもやめて帰ることにする。
車は地下の駐車場だが教えられた階段を下りようとすると津波警戒で下には降りられないようにしているとのこと。結局一人先に出て車の下りるスロープから降りて地上へ。車寄せがふさがれていて入れず路駐して呼んでくる。
のどが渇いたのでイレブンでドリンクを買い16時過ぎに出発。

みなとみらいを出たのは16時。地区内道路は平日夕方とあってか交通量は少ない。国道1号への合流から動かない。ようやく合流したもののちょっとずつしか進まない。見切りをつけてまたみなとみらいに戻り桜木町へ。平戸桜木道路経由のルートにする。
みなとみらいでもやけに歩いている人が多いとは思ったが、桜木町近辺も多い。どうやら電車がすべてストップしているためみんな歩いているらしい。首都高も入口は全て閉鎖されている。
京急沿いの道も歩道を歩いている人は多い。相方によると公衆電話ごとに2ー3人ならんでいたという。
そこそこ流れていたが南太田あたりから流れが悪くなる。井土ヶ谷の手前はなかなか進まない。保土ヶ谷に出ると渋滞必至なので直進するつもりだったが、右折専用の右車線のほうが流れがいい。しかし曲がった先が流れが悪く、やはり保土ヶ谷方面は詰まってそう。カモメパン付近で左折し児童遊園地へ抜けるルートを取る。適当に走って抜けたがイチ国がなんとここも大渋滞。信号待ちの間に地図を見て旧道ならぬ旧街道のルートでようやく18時過ぎに帰宅。
行きは30分くらいだったが、帰りは裏道で2時間かかった。
病院ロビーのテレビと車でのエフヨコ以外で初めて報道を見る。テレビはもちろん各局地震一色。関東大震災より規模が大きいとはラジオでも聞いていたが津波の空撮映像は衝撃的。Uターンして逃げる車や田んぼの畦道を逃げる車も映っている。
そして止まっているJR私鉄がすべて本日中の運転見合わせを決定したというニュースには、休みをとっていて不幸中の幸いだったと強く感じる。会社にいっていたら帰れなかったし多分連絡もついていなかった。
ガスが自動で止まっていたようだが外のメーターのボタンを押すと復旧。いつもより遅いとはいえ子ども二人を風呂入れして寝かしつけられた。
会社にいっていたら帰宅難民だったし、相方が子ども二人を連れて公共交通機関でいっていてもかなり難儀したことは間違いない。
家から保土ヶ谷バイパスが見えるがびっしり渋滞したまま。よく首都圏直下型地震の被害が警告されているが、直接の被害はおそらくそれほどない神奈川や東京でここまで混乱するとは都市の脆弱ぶりが露わになる。
ところで明日は妹の結婚式並びに披露宴だが予定どおり実施されるのか?花嫁は夕方の時点で栃木の職場にいたが。