検査の功罪

下の子はなにかと検査とやらでひっかかる。
お腹の中にいたときからエコーを見て陰嚢水腫だといわれていた。最初相方がおちんちんに水が溜まる病気、といっていたのでそれはなんだかとても大変そう、と思っていたのだが病名を聞くと金玉の方だった。そっちならまぁそういうこともあるかな、という程度。
これについては生まれてみないと分からないといわれていて、生まれたら生まれたで、経過を見ないと分からないとか言われる。そういわれてはこちらはずっと不安なまま。
結局先週の一か月検診でようやく大丈夫そうだという結論が出る。そのままで自然に治りそう。

続いて生まれてからの検査で黄疸といわれる。当初土曜日の退院で車で乗せて帰れると思っていたら、その当日になって黄疸の可能性とかいわれて検査のため退院が延期になった。母乳の子に多いという話を聞きつけて相方が自分を責めているが、母乳は免疫力など含めていろいろとメリットのほうが多い。
そしてこれも再検査をしてどうやら問題なさそう、という話になった。結局退院にそなえてチャイルドシートもセットしてあったが出番がないまま。
検査というもの自体に不信を抱く。

そして三つめが難聴疑惑。これまた生まれてからの検査で音への反応が鈍いのではないか、つまり聞こえが悪いのではないか、という話が出て要再検査とされる。これまた心配させられるが、とっちの奇声にびくっとしていたことがあったので楽観的になった。案の定昨日の相方本人の一か月検診に続いて今日も相方がタクシーで往復して精密検査を受けたところ、少なくとも先天性の異常はない、ということになった。

それにしても無駄に心配させられることばかり。結局なんでもないんだったら余計な不安を与えるだけなのだから、そもそもいちいち細かい検査が必要なのか、という気になってくる。少なくとも親を不安にさせるだけのような結果告知はどうなのか。
耳の検査はぐっすり眠っているときでないとできないとかで、なかなか検査室で眠れなかったようで、帰ってきたのが18時過ぎとえらく時間がかかったらしい。まあそのおかげで当日中に結果が聞けて聞くためでけに再度出かける手間が省けたりは幸い。
ちなみに相方が下の子と二人で2日みなとみらいに往復しただけで実に3万円近くかかっている。そのうちの12000円近くはタクシー代。これでは早々に家計が破綻する。