スヌ飛行船

京都についてまずは荷物をロッカーに入れる。ロッカーはさすがにたくさんあるが、なるべく現金を使わずに済ませたいのでスイカが使える、つまりはイコカ対応のロッカーを探す。するとこれがなかなかなくて、ようやく中央改札近くの日本旅行付近に発見。ロッカーに入れて、ボタンを押し下げ、真ん中の画面で選択してカードを当てると施錠&料金引きが行われる。
まずは京都線こと東海道線長岡京を目指す。エスカレーターでうっかり左に立ちかけた。伊丹だと飛行機降りたら右側に立つ、というのは慣れたが、それ以外の場所だと切り替えがうまくいかない。
7時前には長岡京着。ここからひたすら歩く。
とっちが新幹線の中から発見したというから近づいたら見えるものと思っていたが、飛行船がいるはずの浄水場のそばまで来ても高い塀で囲まれていて見えない。一般開放時には開くらしいゲートが閉まっているので外周をぐるっとまわるが近すぎるのと囲いが高いので中が見えない。新幹線は高架を走っているので上から見下ろす形でよく見えたのだろう。
駅を降りたときから小雨がぱらぱら降っていると思ったら浄水場の周りを歩いているときに急に雪になる。しばらくするとやんだのでとおり雪か?
4分の3周したところで、ようやく歩道が坂になって高くなり中が見えた。ちゃんと現在国内では唯一の飛行船が繋留されているのが見えた。もともとは18日に飛び立つ予定だったようだが震災以来ここに留まっている様子。

近くには飛行船が描かれたトラックも止まっている。

保険会社は軒並み今回の災害で本来なら自然災害なので支払わない死亡保険を支払うことにしているようで、メットライフアリコも同様だが、保険会社ってそんなに体力あるものだったのか。すでに阪神大震災を上回る死亡者が確定していて、行方不明者も大勢いる。
ちょうど飛行船が見えている頃に雪で、気温のせいかデジカメのバッテリーが早くもピンチ。駅に戻るべく歩いていると日が差してくる。しかし京都へ戻る電車ではまた雪が降っていた。