ポリオ予防接種

予防接種のややこしいスケジューリングは全部相方がやってくれているが、そのうちポリオは区役所での集団接種となる。他はだいたい近所の小児科で間に合うが、ポリオは生まれた月などで日付が指定される。しかも時間帯が午後イチで、とっちの昼寝の時間帯にかかってしまうのだという。リズムを崩すとなにかとややこしいのは事実。それにポリオは経口摂取となるので、前後30分くらいの授乳は禁止。ということは俺が連れて行って飲ませたあとでそのまま連れて帰ってくればいい、ということになる。
2月生まれのみいくんの指定日は11日の火曜。ちなみにポリオは2回受ける必要があるが、年に2回しかチャンスがない。で火曜だが、前日が体育の日の祝日なので休むと4連休になる。なんだか遠出するみたいだが、そうではない。
ポリオは生きた菌を飲ませるというやりかただが、なんでも最近になって欧米の不活性化した菌を注射するというやりかたを始めたところもあるらしい。来年度には導入されるような話でつい数日前にも新聞に記事が出ていた。ただそれだと現状自費になるし回数も4回になる。できるところも限られる。ということで普通に受けに行く。なんだか受ける人が減っているという話もあるが、少ないとは思わなかった。

午前中はとっちと二人でまたストライダーを押して近所の公園へ。どうも火曜の午前はゲートボールで占拠される日だったらしい。小太りの婆さんに危ないから遊ぶなみたいなことをいわれたが、反論してそのまま遊ぶ。でも確かに四方八方から硬球がごろごろ転がってくるので危険といえば危険。ただ市に占有許可とかとってやっているとも思えないので、退去する気はない。で、うるさいのはその婆さんくらいで、他のじいさんはスティックをとっちに貸してくれてやってみななんていったりしてくる。背丈くらいあるスティックでボールを小突いて番号のついた移動式ゴールみたいなのに入れさせてみたり。どこかの保育園の集団がやってきて、また同じ婆さんに駄目だとかいわれて困惑している。狭いエリアだけで遊ぶことに。遊具にわっとたかってきたのでとっちに譲らせて帰る。

ポリオの受付は13時15分から。12時40分くらいに出ようと思っていたがみいくんなかなか起きない。起こしてやっと起きたが今度はなかなか母乳を飲まない。ようやく飲んでもらってとっちと相方に車まで見送られて出発。相方がみいくんを乗せに車に乗り込んだためか、とっち一人で外に残されて泣き出す。置いていかれると感じたか。
みいくんのチャイルドシートは運転席の後ろ。助手席のとっちのに乳児用パッドを取り付けようかとも思っていたが、先日休日診療に連れて行ったときに窮屈だったのでやめる。いつもの後ろの席に座らせる。ライフのときもとっちを後ろに乗せて二人で走ったことはあったが、フリードだとそのときより離れている。それでも常に声かけしていたせいか泣き出しはせずに後ろでおとなしく座ってくれていた。
ちょうど13時15分頃に区役所に着いたが、なんと駐車場が満車。平日の昼間だが、さてはポリオ渋滞か。待っていてもなかなかあかなさそうなので、近くのホームセンターに停めてビョルンにのっけて歩く。
いつもの検診のフロアに行くと細長い番号札を配布中でMをもらう。呼ばれているのはJ。おろしてころんとさせる。15分か20分くらいで呼ばれて母子手帳に受付されて検温へ。これが第一の難関。37.5℃以上だと接種できない。旧式の体温計で確定するまで時間がかかる。俺が抱っこしていると相方が抱くより体温が上がる。で、ぐんぐんあがって37℃を突破してやばいと思ったが、結局37.0度でフィックス。ゴーサインが出て隣りで簡単な問診。上半身裸にさせてお医者さんに見せる。聴診器はおとなしく当てられていたが、金属のひらで舌をおさえられて口の中を見られるときは泣く以上に抵抗していた。医者に蹴りを入れていて、熊面の医者のおじさんが、お、お、とやられていた。この前のヒプで相方が小児科に連れて行ったときと同じ状況。
それもクリアしてまた隣室でポリオをスポイトで口の中に入れられる。13時55分。吐き出しもせず呑み込んでいたが、ここからが第二の難関、5分間指しゃぶり禁止。みいくんは今は指しゃぶりが大好きなので、5分ずっと両腕を押さえて待機。これも無事クリア。30分飲食禁止なので、おむつを替えて帰ることにする。
ホームセンターでひとつ買い物をして車に戻るともう30分たったのでお茶を飲ませてみようとするが飲まなかった。帰りは後ろで寝ていた。

とっちの昼寝タイムの最中のはずなので静かに帰ったら、あけた途端にすでにパジャマから普通の副に着替えたとっちがお出迎え。あまり寝なかったらしい。みいくんが泣いてないか心配していたそうだ。
平日夕方狙いでQBハウスに行ってくることにする。トイザらスでおむつも買うのできりんさんのお店に行くというと、「とっちもいくー」とだだをこねてなかなか離れない。相方が工作で釣ったすきに外出。トイザらスでおむつや母乳パッドに手口ふきなどを購入。カフェインレスのドリップコーヒーというのを発見して相方に買って帰ってみたらヒットだったらしい。
西口から駅を横断してオーロラモールのQBハウスへ。平日夕方だが赤信号。刈る人が二人しかいないためらしい。20分以上は待ったか。
済んでからさらにモールの奥の奥、ダイエー上のミスドへ。貯まっていたポイントでまずはスヌーピーのスケジュールンに交換。とっちセレクトの水色。それからハマハグ提示の割引で6個ほどドーナツを買う。米粉ドーナツやポンデリングばかり並んでいてとっちのお気に入りのやつがシリーズごと出ていない。
ポイントはどうせ残りは貯めても切れるので捨てて、新規カードを発行。今ならスヌーピーデザイン。紙箱も紙袋もそして中の紙ナプキンをくるむ紙もスヌーピー仕様になっている。
17時をまわって雲行きのせいかすっかり暗い中を西口へと戻り、途中本屋でスヌーピーのトートバッグつきレタスクラブを買う。エコバッグ系はもうたいがいあるので次のミスドのもスルーする予定だが、400円しない雑誌の付録だとつい押さえてしまう。
帰ってからとっちにスケジュールンを渡すと「ぴーちゃんのどーなつのごほん」と呼んで「はろうぃすんのぴーちゃんいるねぇ」とか「ちずある」とかいっていろいろめくっていた。地図というのは地下鉄路線図のことだった。ドーナツの箱を相方が見せると「どーなついるー」とまた駄々をこねて騒ぐ。ズーラシア土産のリーフパイを食べて満足していたが。行ってから毎晩一枚食べている。パイなのでぽろぽろ落ちて相方は掃除機かけていた。