USJリベンジ後編

再び上のほうへとあがる。ビッグバードの遊具に引っかかりかけるが結局遊ばずるでもその間に相方とみらろを見失う。とりあえずトイレに連れて行く。トイレ自体は西部劇風の時代もオズの時代も同じ場所にあった。その間に相方から着信があったようで折り返すとどうやらセサミのショップにいるらしい。うちらはそのすぐ外にいる。さして広くもないショップの真中に道路をプリントしたブロックで遊べる台のようなのがあってどうもみらろがそれを気に入って離れないらしい。相方がトイレに行くとしばらくして気づいたみらろぎゃん泣き。ショップ中に響き渡る。どころか隣接するトイレの中まで聞こえたらしい。
とっちが乗りたいといっていたハローキティカップケーキドリーム、だったか。ミスドがスポンサーのアトラクション。待ち時間が少し短くなって20分くらいになっている。相方はみらろとスヌーピーのショップを見ているというので二人で並ぶことに。なおその後暑い時間帯に見てみたらやはり5分待ちになっていた。とっちおとなしく待つ。乗りたい色も選んでいる。それは選べるものかなと思ったが、たまたま乗る回の先頭の組になって、先着順で好きなカップに乗れるらしい。でとっちセレクトの上が白で下が黄色のに乗り込む。回り始めてからとっちの目線だと外が見えないのでひざに乗せてやると即座に「お子様はおしりと背中をつけてお座りください」とアナウンスが入った。まあそれでも楽しめたようだからいいだろう。ちなみにこの時点ではフライングスヌーピーは45分待ちくらい。まだ見送り。
スヌーピーのショップでとりあえずいるものをざっと買う。レジのクルーに家族がみんなスヌーピーの服だと感心される。古くから年パスを持っていて横浜に住んでいる
と相方がバリバリの関西弁で話し込む。水や火薬の問題のときも見放さずに通ってた、といってるが、クルーの側はぴんと来ていない様子。知らんのか。
ワンダーランドのエリア入り口に3キャラの花壇があるのでそこで写真を撮る。クルーが通らず家族全員では撮れない。そして相方が俺と子どもらを撮ったのは思いっきり後ろのスヌーピーの花が欠けている。じいさんもたいがいはずすが相方人のことをいえない。
他のショップを見ておこうということでゲートのほうへ。オリジナルのクマと各キャラとのコラボでスムーチュというブランドを立ち上げていてそのショップがある。確かに大人のお姉さん向けな感じでなかなかうまいところを突いている。まあ発想はD24あたりのパクリだろうが。ちょうどもうすぐまた水掛けイベントが始まるということで、一昨日の下見のときにスヌーピーたち含めてキャラが引っ込んだ扉の近くでちょっと出待ちをする。とっちはさっき買ったスプレーつきファンに給水。相方がイベント端のタンクのところに連れて行ったので残されたみらろはまたも大泣き。で、イベントが始まってキティやらエルモやらが出てくる。が、あれ、スヌーピーは? スヌーピーチャーリー・ブラウン、ルーシーが通らなかった。まさかスヌーピーのエリアから現れるのか? 帰っていくのはここだが。ということで間近での通過は見られずじまい。
ゲートそばのベビーセンターでトイレに行かせたりおむつを替えたりのあと、大きめのショップで不足分の買い物。大人用のTシャツでちょっち安くなっているのがあって、それがデザインは全く違うが子供用のとお揃だと判明。でその子供用はさっきスヌーピーのショップにあったのはみらろのサイズはほつけていたとか。ここにも一着あるのでそれを俺とみらろのお揃いで買う。そして相方はスヌーピーとキティとエルモが並んでいるやつをとっちとおそろい。大人用は後ろに柄がなくてつまらんとかいっていたが、相方は小柄なので子供用の150でも着られるという裏技があってそれを駆使。とっちのいうところの「おとこどーし、おんなどーし」の組み合わせとなる。
さて朝を食べてきてここに着いてからもブレックファストしたのであまり腹も減ってないがどこでお昼にしようか。結局いつもお茶するビバリーヒルズ・ブーランジェリーへ。まずとっちとクロワッサンやらペストリーを買ってくる。ビール日和だが車なので飲めない。さっき食べずに手持ちのクーラーバッグに入れておいたキャラブレのメインの星型のサンドイチをこっそり取り出して食べる。持ち込みのようだがパーク外からではない。とっち、ミニクロワッサンをひとつ食べてオレンジのデニッシュも半分くらい食べて、このサンドイッチも「いる」といってちょっとずつちぎってやるとなんだかんだで半分くらいは食べた。みらろは相方持参のお弁当。さて相方が買ってくる段だが昼時とあってかさっきよりずっと列が延びている。まだあまりおなかもすいてない、ということで後でまたどっかで食べる、ということに。
さて今度こそ、とフライングスヌーピーに乗るべくまたスヌーピーのエリアへ。今度は35分待ち。まあこんなもんだろう。と、まずみらろにストップがかかる。身長制限があるらしい。TDLでダンボには乗れるのでどう見てもそれのパクリのこれで制限があるとはぜんぜん考えなかった。そしてとっちも身長を計られる。相方はみらろをお互いにチャイルドスイッチしてとっちは二回乗れるかみたいな能天気なことをいっているが、俺はとっちの計測に注目。もしかしてやばい? いやな予感は的中。ほんの少し、1cmくらいだが規定の身長に足りないので乗れないという。テレビでフライングスヌーピーが紹介されているのを見て以来「とっちあれのる」とか、旅行雑誌に載っているのを見ても「とっちふらいんぐすぬーぴーのるの」とずっと楽しみにしていてやっと今日来れたのに。そして今日も待ち時間の長さから引っ張って引っ張って3回目でやっと乗れる、とやってきたのに。最初よく分かっていなかったようだがどうやら乗せてもらえないらしい、と分かってじわっと泣き出し、それがわんわん泣きに。相方が係りの人にずっと乗りたくて横浜から来た、と交渉しているがこれは安全規定だから覆らないだろう。女は髪でごまかすんや、とか後で言っていたがそれも違う。きっちり押さえて計られていた。むしろ靴に中敷を二重にでも入れて上げ底で行けばよかったんじゃなかろうか。といまさらいっても遅い。
ともかくずっと楽しみにしていたのにほんとに残念。スヌーピーのケーキ食べよ、とご機嫌をとってその場を去る。で、相方の昼も兼ねて朝にキャラブレできたバックロットカフェへ再び入る。席はけっこう埋まっていて飛行機のところに入るが近くには座れず。相方は狙っていたスヌーピーの顔の形のレアチーズケーキだかで、とっちはハガキでスヌぬいが食べているのと同じ粉砂糖でスヌーピーの形を抜いたケーキ。だいたい一人で食べていた。なんとかご機嫌は直ったようだが、これは可愛そうだった。ダンボのパクリなのでそこに引っかかるとは思わなかった。そしてきっととっちの幼稚園で同じクラスの子ならみんなクリアする。3月生まれで小柄なとっちだから引っかかったともいえる身長制限。次に行くときは乗れるといいが。
外に出るとチャーリーとルーシーがグリに登場。みらろまた大泣き。乗り損ねたフライングスヌーピーをバックに撮ってもらったり、エリア入り口の花壇とは反対側の3キャラの像のところで撮ったりする。そういえばフライングスヌーピーのできた場所には以前スヌーピーの噴水と銅像があったんだがあれはどこに行ったろう。
さて帰ろう、とゲートのほうへ。ウッドペッカーとかウィニーがいる。とっちがウィニーのとこに行き写真を撮ろうとすると、ウッディも一緒にということでまた手をつないで歩いていく。そしてみらろはまた大泣き。最後に風船を買って帰ろうと思うが見当たらない。相方が聞くとどうやら3時から売り出すらしく、あと10分ほど。帰る前のトイレに行かせたりして、時間になりここは当然スヌーピーの風船。なんと1000円もするしいう。二度聞きしてしまった。舞浜は700円。駐車場といい飲食といいグッズといい全体にテーマパーク価格以上に高めの設定。駐車場まではとっちが風船を持って歩く。この風船、大阪に残して一週間とっちたちが楽しむか、俺が明日車で積んで帰って横浜でしぼむまで楽しむか。まあここはやっぱり長期で楽しむなら後者だろう。風船のえさのガスを入れればまた復活するし。
帰りはみらろを助手席にとっちを後ろにしたが、最初はご機嫌だったみらろは次第にぐずりだしてまた大泣き。先にお昼寝に入ったとっちが目を覚ますんじゃないかというほど。梅田までのゆるゆるな進みが気に入らなかったのか、新御堂筋に入って流れ出すとすんなり寝た。というかあまりに泣くので結局チャイルドシートから相方が後ろに引き取ったのだが。テーマパーク価格のペットボトルは買わずに途中のファミマにちょっと寄ってお茶を買ったりしたが、16時半くらいには実家帰宅。車で寝て汗びっしょりの子どもらは先風呂パターンで夕飯のあと早めに寝かせた。