アサダホテルのミニールームとシェフミッキー

とっちとみらろのバースデーでディズニーホテルに泊まることにしたとき、アンバサダーホテル(以下アサダホテル)にミッキールーム、ミニールームが新設されることが分かる。そしてそれが完成する改装オープンは2月の頭。では狙ってみるか、ということで、公式サイトから探してみると、即時完売かと思いきや、2月という閑散期のせいか、それともまださほど知られていないのかどちらか選べる程度にある。とっちと相方の意見を聞いてみてミニールームを押さえた。

金曜にインパして泊まって翌日は部屋でゆっくりしてランチにシェフミッキーというプラン。ホテルを予約した時点でホテル内レストランも押さえられる。宿泊なしだと予約自体厳しい。

ある程度は昨日のところにも書いたが、まず朝に駐車場に停める。ホテルのサイトではどこにパーキングがあるのかいまひとつイメージが湧かなかったが、オリエンタルランドの向かい側から入って、左手に1階と地下のパーキングがあった。空きはそこそこあるが両側に柱がある1台分などが多くちょっと停めづらそう。ぐるっと一周してみて、出口が見える位置に停める。相方に言われて灯りをつける。車を停めたのは8時35分ころ。

荷物を降ろして預けてもよいが、チェックインの後で取りにくることにしてそのまま車に積んでおく。相方ととっちはホテル内のトイレへ。みらろと改装されたロビーで待つ。ゲストサービスでマジックキングダム割でのチケット購入。今回は事前に前売りを買わずに来た。ホテルで買えば確実に入れるし、そもそも2月の平日なら閑散期。チケット代は部屋付けにする。

パークへはリゾートクルーザーこと無料のシャトルバスで往復。ミッキーモチーフが随所にあってアナウンスもミッキー。まあこれはホテルのエレベーターもだが。

15時半くらいに戻ってきて6階のアンバサダーラウンジでチェックイン。入口で名前を聞かれる。ラウンジだがドリンク類も菓子類もセルフサービス。ミラコスタの同様のラウンジが以前はオーダー式だったのがいつからかセルフ式に変わったからたぶんここもそうなのだう。アサダホテルに泊まること自体は初めてではないが、アンバサダーラウンジは初めて。というか最初で最後だろう。次にディズニーホテルに泊まるならまたミラコスタだろうから。

なおドリンクはホットのコーヒー紅茶のほかアップル、オレンジ、グレープフルーツのジュース。まあこれで牛乳でもあればビュッフェでのドリンクそのものといったところ。お菓子もいくつかあってプーさんのマシュマロなんかもある。これは朝見たらなかった。ラウンジはちょうどチェックイン時間帯とあってほぼテーブルは埋まっている感じだが混雑という雰囲気でもない。しばらく待つがみらろはテーブルまわりをぐるぐる回る。呼ばれたところで俺だけグループ代表として端末の置かれたカウンターへ。チェックインをしてるとみらろがとことこやってきてお菓子をくれた。例によっての自動チェックアウトにしておく。

今回のミニールームは6067。ラウンジの前を右に折れてちょっといった左側の部屋。なお翌朝昼前にクリーニングで開いていた隣の部屋が見えてそこもミニー部屋だった。入るととっちもみらろも興奮してベッドの上に乗ってぴょんぴょん跳ね回る。みらろは自分では上がれないので登らせろと主張。そしてお姉ちゃんを真似してぴょんぴょん。おかげで特徴的なベッドカバーがかかったさらの状態の写真を撮れずじまい。

加湿器兼空気清浄機のごっついのが置いてあって一応つけておく。作動音こそうるさかったが蒸気が出ていた気配はなし。部屋の空調は暑いくらいだたので止めた。
内装はオリジナルの壁紙、水色のベッドカバーに赤いリボンの枕、ミニーの靴のイラストの額絵など。照明のスイッチにリボンがぶら下がっていたりする。壁紙は頭かくして尻隠さずがあると思ったらそ逆もある。洗面所とトイレだけ別の柄。トイレと風呂はそれぞれ異なる柄のイラスト。
また買うつもりはもともとなかったが、宿泊者だけが購入できるというアクセサリーだかは品切れ中とのことだった。




興奮して二人ともなかなか寝なさそうだが、相方に寝かしつけをまかせてひとまず車から荷物をとってくる。戻ってみると朝早かったこともありなんとか寝たらしい。16時半から寝た。寝てすぐくらいから相方にラウンジに行ってくることを薦めるが、絶対泣くといって行こうとしない。1時間おとなしく寝ていてやっと行くことにしたらしい。ラウンジではディズニーファンの最新号をぱらぱら読んでコーヒーだか紅茶だかを二杯飲んできたらしい。
戻ってきてすぐくらいにみらろが泣いてとっちも起きる。
それから急いでまたインパしてきた。

閉園が20時でパーク内で食べ損ねてイクスピアリのフードコートで夕飯。21時過ぎに出てホテル内ショップにも20分くらいいて部屋に帰ったのは21時半。
二人の風呂入れは相方に任せて出てからの服着せとかを担当。しかしラウンジラストオーダーの22時45分を回ってしまい、行ってみたが断られた。これにはがっかり。自分にとってはアンバサダーフロアにした意味はラウンジでのアルコールにのみあったといっていいのだが。

朝食は1階のロビーにあるハイピリオンラウンジでのビュッフェ。チェックインのときに時間を決めていて7時20分としていた。7時前後の希望に対して空きがあったのがこの時間。それより早い時間もあったが、2日目はインパなしだったのでゆっくりする方向で。

席は奥のほうに案内されたがピアノが置かれているののすぐ裏手。ロビー側のソファのある席。小さい子連れということで配慮してくれたらしい。子どもの椅子もあったのでそれを一つ借りてみらろを座らせる。とっちはソファに腰掛ける。


交互に料理やドリンクをとってくる。コーヒーか紅茶はホットがサーブされる。洋食ビュッフェでごはんなどはなかった。ホテルメイドのパンがおいしいのでこういう場合つい全種制覇してしまう。まあ小ぶりなクロワッサンとかなわけだが。

とっちと相方が先に食べ終えてトイレにいく。しばらくしてみらろと俺も出る。出るときはそのままでてよい。アンバサダーフロアなので朝食は込み。時期によって部屋代は変わるが2月は閑散期なので比較的お値打ち。といっても66000円。駐車場代は一晩で2000円。
なお駐車場はミラコスタだとチェックイン日の0時からチェックアウト日の24時までなので、まるまる二日停められるが、アサダホテルだと翌日は14時まで。ただし追加料金なしでランドかシーのパーキングに停めることは可能、という仕組み。以前はそれがなかったので泊まる選択肢から外れていたというのもある。そしてシェフミッキーてせランチをしたのでそのまま2時間追加してもらえた。一度出して停めなおさないといけないかと思っていたのでこれは便利。そこまではサイトにも書かれていなかった。

みらろは館内1階をとことこと歩き回る。コンビニなんかにも物怖じせずに入っていく。どうやらここはスイカを会計に使えるらしい。特にどこかのブランドのコンビニではなくあくまでホテルのショップだが。ドリンク類もリゾート価格だし。

食後にはラウンジに寄ってまったり。もうパークがあいている時間なので誰もいなくて貸切状態。モニターではずっとアラジンが流れている。ちなみに1階ロビーのキッズ用モニターはシンデレラだった。ラウンジでもみらろは歩き回り、カーズの絵本を持ってきてはひざにすわって読めと出してくる。とっちはハガキにグーフィーやらプルートやらといってお絵かき。スタンプを借りてハガキに押して投函をお願いもしてた。

曇った窓に指でなにやら書くのに夢中になっていたみらろがうんうん頑張りだして大をなさったので急いで部屋へ戻る。9時過ぎ。とっちも部屋のトイレで出した。

10時くらいのリゾートクルーザーでランドへ行き、舞浜駅からパークへの流れに逆行してボンボヤージュへ。なにやらいろいろと買った。一部俺が支払うとそれだけで7000円オーバー。二人はまたおもちゃのコーナーに食いついている。とっちはミニーのメガネがひょこひょこするギミックつきのボールペンが欲しいと持ってくるがそんなので800円とかする。同じ値段で2色蛍光ペンの4本セットもあって、塗り絵に使えると水を向けるとあっさり変更。いかにもすぐ壊れそうな黒ボールペンなんかよりはよほど使える。

とっちがリゾートラインに乗りたいといっていたので、11時過ぎくらいにランドステーションから乗り込む。なおミラコスタだとリゾートラインの2日券をくれるが、両パークにリゾートクルーザーが発着しているアサダホテルではそのサービスはない。

リゾートゲートウェイことピアリで降りて歩いて戻る手もあるが、それより歩く距離が少なそうなので、シーで降りてシーからのクルーザーに乗る。とっちがトイレに行きたいといいだしたので駅のトイレへ相方が連れて行く。11時半くらいのリゾートクルーザーで戻った。部屋で荷物を急いでまとめて、ラウンジで預ける。1階車寄せでの受け取りとする。

それから1階まで降りてシェフミッキーへ。プライオリテイシーティングをとっているのは12時10分でほぼ時間通りに来たがずらっと出来ている列に並ぶことになる。入口横のイラストで有料の写真をとっている。買う気がないので断ったら次の人を案内していたのでただで自前のカメラでは撮れなかった。まあ営業時間外にくればいいわけだが。
何かと余分なものを押し売りしてくるところだが、オリジナルグッズはないのかレジ周りには見なかった。パンケーキ型とか以前相方が買っていたものだが。それともミッキーの新コスチューム対応のグッズがまだできていないだけか。

ランチで時間制限もあるくせにけっこういいお値段して、そのくせドリンクは含まれていない。飲み屋のように最初にドリンクを聞いてくるが、一応コーヒーか紅茶は別料金にはならないようなのでそれをオーダー。ただしこれも4月から有料になるとサイトに書かれている。どんだけ金使わせるんだか。キャラはそれぞれどんどんまわってきている。どうやらミッキー、ミニー、ドナルド、デイジーらしい。以前はデイジーはいなくてプルートがいたと思ったがペットの犬は引っ込められたか。それにしてもネズミが犬を飼っていて友人に犬がいるという設定はけっこうシュール。その犬が父子家庭ってのはアメリカ社会の反映だろうか。

案内された席の通路を挟んだ場所はどうやらDオタなお姉さん集団。みんなまわってきたキャラをデジイチとかでピンで撮ってる。一緒に撮るのはスマホとか。

90分制限でキャラクターがけっこういい間隔で回ってくるので、その間に料理をとってきて食べようと思うとなかなか落ち着かない。それでも来るたびに写真をとってたまには俺も入れて撮ってもらって、それぞれにサインも書いてもらった。とっちはミニーちゃんミッキーさんに書いてきたお手紙を渡す。まだ字は書けないのでクレヨンで書いたイラストだがなかなか特徴をつかんでた。どちらも大事に持って帰ってくれる。




ホテルビュッフェだけあって料理はおいしい。朝ひととおり食べたパンは制覇はしないが代わりに終盤にケーキを一通りいっておいた。小さいカットとはいえさすがにもたれた。それをとってる間にデイジーが来てもう次のテーブルにいってしまったとか。まあ二巡目だったからいいが、子どもらと絡んでるとこの写真を撮り損ねたのは残念。

時間ぎりぎりまでいて撤収。途中二度ほど、「♪シェフミッキー、ぱんぱんぱん(手拍子)」と歌の時間があって、それぞれテーブル間を回っていたキャラたちのダンスタイム的なのがあった。

席に着いたのが12時26分でそこから90分いた。会計で駐車券の延長をしてもらう。それからチクタクダイナーでミッキーモチーフのパンをいくつか買う。ケーキもあってコスパからするとパンを買うよりそっちのほうがいいくらいだが、ビュッフェでおなかいっぱいで今日中に食べるのがハードル高いので翌朝回しのパンに。

帰る前トイレでまたホテルのトイレに行かせて、みんなで駐車場へ。しかしなぜかドア開閉のリモコンが効かない。角度の問題かとも思ったが後ろに回りこんでも全く反応なし。キーの電池切れでないことはボタンを押すと赤ランプが点灯することでも分かる。不審に思いつつも鍵穴にキーを差し込んでドアを開ける。そしてエンジンをかけようとするがうんともすんともいわない。どうやらバッテリーあがり。ライトはつけていなかったので全く心当たりがない。キュルともいわないのでどうしようもない。JAFを呼ぶことに。

相方たちにはロビーで待っていてもらう。ドアマンにいってJAFが来ることは伝えておく。JAFに電話してみると到着まで1時間15分見込みとのこと。提携の業者が来るらしい。それだけの時間がかかるなら本来なら家に着いていたはずの時刻。しかしなんでだろう。バッテリーあがりの原因に思い当たらない。

またまた自由に歩き回るみらろを追っているときに電話がかかってくる。意外に早かったようで25分後くらいだったのだが、その時点で駐車場のところにいなくて、どうも別の場所にいるような話なので改めて場所を説明する。そこから20分近く待って最初のコールからは40分後くらいに提携の業者が到着。15時半ころ。ボンネットを開けてあっさり復旧。ただしエンジンは30分くらいは止めずに充電するようにとのこと。で、原因は室内灯と判明。いわれるまですっかり忘れていたが確かに止めてから相方に言われてルームランプをつけた。つけたまま俺はベビーカーを下ろしたりで車を降りたので、つけっぱなしになっているとは考えもしなかった。また出口が近いので降りるとけっこう明るい場所で外から室内灯がついていることには気がつきにくい。その後一度荷物も取りにきたのだが全く気がつかなかった。そして一晩つけっぱなしにしているとバッテリーはあがるものらしい。作業自体はすぐ終了してJAFに入っていたおかげで作業代も不要。実際ロードサービスを頼んだのは初めてかも。前の前の軽のエンジンベルトが切れてレッカーしてもらったのがJAFだったか、だとしたらそれ以来。

シェフミで延長しておいたおかげで駐車料金の追加もかからず出庫できる。車寄せで荷物を受け取り相方たちも乗り込む。みらろはずっと一緒に作業を見てて横に乗せてきた。
15時55分に舞浜を出発。16時半には帰宅。